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お酒と肝臓

・ お酒と肝臓

 
 お酒飲みには気になる肝臓のお話です。
肝臓は一番大きな臓器で、体重の約1割もあります。再生能力が高いので多少のダメージではへこたれず、せっせと働いてくれる優れものですが、ひとたび自覚症状が出ると・・・。沈黙の臓器とも呼ばれる由縁です。

肝臓

 さまざまな機能を持つ肝臓ですが、特にグリコーゲンという物質を溜めておき、必要に応じて身体に供給する役目を持っています。
 グリコーゲンは糖質ですが、我々のエネルギーの源となるもので、運動に欠かせない物質です。筋肉と肝臓に蓄えられますが、肝グリコーゲンは、身体が疲れてしまったときの、いざというときに発動する補助エンジンのようなものと言ったらいいのでしょうか。

 さまざまなお菓子を製造、販売している江崎グリコ株式会社は、グリコーゲンから社名を選んだことは有名です。創業者の江崎利一氏が、子供たちの栄養補給にお菓子を利用するとして、キャラメルにグリコーゲンを添加することを思いつき、名前を「グリコ」として販売を始めたのが会社の始まりです。両手を掲げて元気いっぱいのあの商標には、創業者の思いが込められているのですね。

 さて、肝臓の機能で一番気になるのは、アルコールの分解機能ですよね。お酒を飲むと、アルコールは肝臓に運ばれ、そこでアセトアルデヒドという物質に変わり、更に酢酸となって、最終的には炭酸ガスと水になります。アセトアルデヒドが血液中に回ると、酔っ払った状態になります。このアセトアルデヒドを分解する酵素を多く持っているかどうかで、その人がお酒に強いかどうかが決まります。
 お酒は飲むほどに強くなるという話もありますが、迷信です。元々持っている酵素の量で決まってしまうのですから、弱い方は絶対に無理をしないように。

 肝臓の能力には限界があるという説があります。限界を超えると、肝臓のダメージはもう元には戻らないといわれています。つまり、人は一生の間に飲めるアルコールの量が決まっているということですね。その量は男性で500kg。女性は半分の250kg。本当なら、ちょっと怖いお話ですね。
 500kgのアルコールというとどのくらいになるのでしょうか。
 アルコールの比重は0.79ですので、16度の日本酒1升で227グラムのアルコールになります。ですから、約2200本で500kgになる計算です。
 いやそんなにあるなら心配要らないや、と思うのは早計です。40年毎日飲み続けると、14600日ですから、一日当たりのお酒の量は、271cc。1合半といったところでしょうか。
 3合飲んだ翌日は、お酒を飲まない休肝日にしなくちゃ、40年も持ちませんねえ。
 なんだか、お酒の話もし辛くなっちゃいました(涙)。

レバー

 医食同源という言葉がありますね。元々は中国の「薬食同源」が語源だといわれています。同じ部位を食べると良い効果があるという言い伝えです。レバーを食べると肝臓にいい、といったもの。医学的に根拠のある話ではありませんが、そうであって欲しいなとも思います。
 というわけでもありませんけど、私ごとになりますが、レバーが好きなので居酒屋に行くと必ず注文します。本当に肝臓に良かったらなあと思います。
 焼き鳥屋のレバーも美味しいですね。甘辛いたれが絶妙。お燗酒が進んでしまいますが、今日は1合半にしときましょう。

 (平成25年12月)

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